■投資の方程式

 

ロバート・キヨサキ氏の、ESBIクアドランドってシンプルで奥深いですね。

私もこのサイトで
投資について語る上でも何かこう図表というかモデルというか
そんなものがあったほうがいいかなと思い
いろいろと思案していました。

結果、こんな方程式をつくってみました。
どんな投資であれ、この方程式ですべて説明がつきます。

投資合計=Σ((投資金額)x(1+利率))

投資金額=繰越投資金額+現収入ー支出+調達金

調達金=労働所得+不労所得+備蓄所得+控除所得+借入

調達金という見慣れないものがありますね。
それはあとで証明しますので。

まず、収入500万円でまったく投資をしていない人を当てはめると
投資金額(0)=繰越投資金額(0)+現収入(500万)ー支出(500万)+調達金(0)
となりますね。

仮に支出を抑え450万で50万が浮いたとしてもそれを投資金額に回さないのであれば
支出は500万と同じ意味になります。

これをいくら毎年繰り返しても投資金額はゼロ。
いくら投資のノウハウを身につけても
先立つものがないためいつまでたっても投資に踏み出せませんね。

どんな投資も利殖は10%未満がほとんど。
かなりうまくいっても30%未満。

投資金額を如何に大きくするか
利殖を如何に大きくするか
それが投資における根幹の課題ですね。

まずはそれぞれの数式を解説しますね。

■Σ((投資金額)^(1+利率))

Σはシグマと読みます。確か高校生だったかで習ったはず。
ひとつひとつの((投資金額)x(1+利率))を足し上げていくという意味です。

例えば、
日本株300万円、利殖5%
投信200万円、利殖5%
FX 100万円、利殖5%
で投資成功した人は、
300万x1.05+200万x1.05+100万x1.05=630万
となりますね。

この投資合計を、何千万、何億にしていくことになります。

たったひとつの投資でそれを目指すか、
上記のように複数の投資を積み上げていくかは、戦略次第。

当然各投資の投資金額と利殖は大きいほうが有利ですよね。

利殖率を高めるには、ノウハウが必要。
ここを得るには知識と経験が重要となります。

投資金額は・・・・ここが重要。
なにをするにも種銭、軍資金がないと話にならない。
だから投資できない!って人多いですね。

■投資金額=繰越投資金額+現収入ー支出+調達金

投資経験がないと、前年の投資結果である繰越投資金額は当然ゼロ。
まして、現収入<支出となると・・・・投資できるお金がない!
ってことになりますね。

当然、支出を抑えて、節約するというのは当然の考え。
そこはそこでがんばってください。

100円、1000円、1万円の節約を積み重ねることはとても重要。
どれだけ投資に成功しても、節約できない人は
見を崩していってしまいます。

とはいえ、節約節約では、息がつまりますよね。

そこに調達金という考え方をお教えします。

■調達金=労働所得+不労所得+備蓄所得+控除所得+借入

労働所得はイメージしやすいですよね。
アルバイトなどの副業で時間的労働から得たお金。
自分の体力を時間で切り売りすることで得るお金。

不労所得は、ある程度の時間的・金銭的な初期投資後、
ほったらかしても溜まっていく収入。
よくある、”副収入を得る手法”などはこの分野が紹介されていますね。
伝統的なものでいえば、出版・印税、特許など
ネットビジネスでいえば、ログ、アフィリエイト、youtubeビジネスなど
です。

備蓄所得。その方法を知っていると、
普通の生活をしている中で自然に溜まっていく所得。
クレジットカード、スーパーなどのポイントがまさにそれです。
これも丁寧にやれば、結構ばかにできない金額になりますね。

500万円の支出がある人で、
1%のポイントがたまるとすれば5万円
2%のポイントがたまるとすれば10万円
当初の投資金額を捻出するには便利な方法です。
それに、これはノウハウがわかっていれば長期的に使い続けることができる技。
やらなきゃ損!ってことですね。

控除所得。このあたりから上級者編です。
控除という言葉が耳慣れないとすれは、
あなたはパートかアルバイトかサラリーマンに属している人でしょうね。
個人事業主やみずから法人を持っている人ならば、この控除は慣れ親しんでいるはず。

どのような形であれ、なにがしかの収入があるとすれば、
税金をはらっているはずです。
この税金ルールを正しく使いこなすことが、節税=控除所得となります。

間違えないでくださいね、脱税ではなく節税です。
収入をごまかすことを脱税といい、
収入をごまかさず支出を正しく計上することが節税です。

わかりやすいところでいうと、ふるさと納税。
これ使っていますか? 使わなきゃ損ですよ!
その人の年収にもよりますが、数万円程度のふるさと納税が使えます。
仮に5万円ふるさと納税に使えば、その金額の1/2から1/3程度の返礼品が届きます。
これは出費を抑える効果がありますね。

この技は追求するとかなりあります。
私はこの控除の技で、書籍代は実質ダダにしています。

最後のキーワードは、借入。つまり借金です。
金融機関からの融資を意味します。

不動産投資をするならば融資は避けられないですよね。
それ以外にも、起業融資などいろんな名目で融資を受けられます。

けれども借金を恐れる人、多いですよね。
友人知人からの借金は駄目ですが、
金貸し業である銀行から借りるのは王道。

そもそもどの企業だって融資なしに事業が回っていませんよね。

それに・・・
例えば2%で借りて、5%で運用できれば
差し引き3%の儲けになりますね。

今の時代、マネーサプライが増えており
日銀・銀行も借入先を探しています。
まったく新規の融資でもでますし、
女性というだけでも融資条件が緩いのが実状。

ただ・・・ちゃんと返済できる仕組仕掛けを
銀行に納得してもらう必要があります。

自己資金で100万円貯めるのに何年必要ですか?
ならば、正しく融資を活用してみるという考えはありです。
まあ、この部分は上級編なのでどこかでじっくり説明します。