結禅の ”腹をくくって資産構築” 論

経済新書、売れていますね

どうも、Yuizenです。
あけましておめでとうございます。
新年早々ちょっと重いテーマでいきますよー。
本屋って好きですか?
私は暇があると立ち寄り、平気で数時間はいられます。
本屋によって、またその街によって、
オススメのラインナップが異なるのが面白いですね。
中央区、港区あたりの本屋で最近平積みで売られているのが
「21世紀の資本」という経済学の本。世界的に売れているのです。
なんでもAMAZONのカテゴリー売上No1らしいです。
こんな専門書がなぜ世界的に大人気なのか?
という疑問のもと、手に取るのですが
基礎データによる検証ばかりで閉口&挫折。
ふとみると解説本がすでに数冊でおり、本書と並んで平積み状態。
これはその解説本に頼るしか無いですよね。(自虐的笑)
決め台詞は、”資本主義の根本的矛盾はr>gにある”
(この言葉だけでも覚えとくと自慢できますよー)
意味合いは、所得分配はこの数十年が例外で、
資本主義を突き詰めると格差が広がる傾向にあるという論説。
実感的には納得いく話です。
日銀やFRBなど世界の中央銀行は
デフレを防ぐためにマネー供給を増し、
お金の価値を下げる競争をしています。
旧来の経済学は、”労働”こそが資本主義の価値。
ところが技術革新で単純労働は減る一方。
ブルーカラーだけじゃないですよ。
ホワイトカラーの労働までもがシステム化・自動化され
”仕事”の分野がどんどん減っていると思いませんか。
加えてその減りつつある”仕事”量を請け負うアジアの爆発的な人口増。
これでは労働対価(≒所得)は下がる要因しかないですよね。
子どもたちはそんな時代をたたかっていけなきゃいけないのです。
日本でいう一流大学にいってホワイトカラーになっても、
いやなるからこそ危険です。
コスト効率が悪い(つまり給与が高い=ホワイトカラー)人は、
リスク度合いがどんどん高まるのです。
新年早々、暗い話をしているなあって感じますか?
いやいや、時代の流れを話しているだけのこと。
個人でも(会社以外で)稼げる仕掛け・仕組みができてきており、
個人でもかなり高額に稼げる人もでてきているのが今の時代です。
これは○○○だけじゃないですよ。
例えば・・っと、今回はこれくらいで、ではまた、再見!
2015.01