Yuizenです。
子どもたちは、期末テストを終え、ほっと一息。
羽を伸ばしています。
娘に、これ絶対面白いから読め!って進めていた本。
あまり気のりしないようで、ずーっと、放置されてたのですが、
テスト明けということで、ついに手を伸ばしたようです。
火星の人 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2014/8/22
アンディ・ウィアー (著), 小野田和子 (翻訳)
”パパ、これ、最高!とても面白かった!”
自分が推奨した本を面白い!と評価されるのは、うれしいものです。
『火星の人』は、人間ポジティブが大切ということを知る火星漂流記。
火星に取り残された一人の男の生き残りと脱出をテーマにした漂流モノとしては、
アイルランド生まれの探検家シャクルトンの南極脱出を彷彿されますね。
シャクルトンは、チームの誰も死者を出さなかった英雄ですが、
『火星の人』は孤独な中、自分と向かい合いしぶとく愉快に生き残る姿勢に共感。
中国とアメリカの政治背景もうまく取り込み作品の深みもでてますね。
火星脱出に向けた帰還船改造などは、
そぎ落とせばそんなことまでできるんだという驚きとともに、
そんな風体でも飛べるんだという笑いまででてくる。
間違いなくSFの傑作になるでしょうね。
映画上映ももうすぐのようです! 楽しみ!
さて・・・・
他におすすめはないの?って聞かれたので、
あれこれ(自慢げに)教えておいたのですが・・・・反応がいまいち。
ところが、
昨日土曜日に、おすすめしていなかった本を、
我が本棚から見つけたらしく読みふけっています。
世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫) 文庫 – 2013/3/8
マイケル ルイス (著), Michael Lewis (原著), 東江 一紀 (翻訳)
そ、それ、読むのかーーーー?!
かなり難易度高いストーリーなんだけど、大丈夫?
まあ、投資難易度は高いけど、
投資心象が見えるという意味では、
とてもいい本。
高校生が読む本じゃないんだけどね。
読み終わったあとの感想が楽しみです!
では。