Yuizenです。
先週のチャイナショック。
そろそろ触れてもいいかとおもいタイピングしています。
思ったよりマグネチュードが大きく正直びびりました。
国内株への影響のほうに重きを置き注目していたのですが・・・
まさかドル円が116円台まで円高に振れるとは、
正直想定外でした。
子どもたちはというと・・・
まあ、それは今日の相場がしまってからなので
明日以降報告しますが・・・ボロボロですね。
で、当人はというと
あー下がった!
というショックはあるようですが、
そこはそれ、バーチャルな金額ですので、
たかが知れています。
これがリアルなお金ならどうなっていることやら。苦笑。
さて、家族内反省会。
なぜ今回のショックが起きたか?
そのときどういう相場を見たか?
どういうアクションをとったか?
次はどうすべきか?
子どもたちなりに意見がでます。
一番の意見は、
日中取引できないから動けない!
そりゃそうだろ、日中は学業優先で・・・って
夏休みだろう! ってツッコミ。 笑
中学の息子は、
中国不景気=>日本の株下がりドル円は円安になる
というロジックがわからないようです。
そこを丁寧に説明。
わかったような顔をしていますが、さてどこまで理解しているか・・
暴落は怖い!
ということを言わないよう育てています。
怖さは思考回路が止まりますね。
怖さは筋肉を収縮し、動きが悪くなります。
暴落は、確実に下がるというメッセージ。
底を見極めれば、確実に上がるというメッセージ。
暴落は、タイムセールの大安売り! という意味。
タイムセールはいつ終わるか?
どこまで安売りされるか?
この見極めが難しい。
ブルンバーグによると、
謎の36歳デイトレーダーの読み的中-市場パニックで利益40億円
http://goo.gl/1L9rcC
だそうです。すごいですね。
さて、この余震はあるのか?
という家族会議の話題。
私個人的にはないだろうと思っています。
まあ偉そうなこといっていますが、
頭でわかっていても怖いことは怖いです。でしょ? w
リーマンショックは米経済が大きく傷ついたけど、
今回のはどっちかというと金融相場。
大きな調整局面と見るのが正解かと。
なんでか?
中国の人民元切り下げという事象に世界中が過敏な反応しましたね。
中国政府の視点でみれば、7%成長を堅守するために、
金融緩和をはじめています。
けれど、人民元はドル連動させている管理相場。
アメリカが9月にも利上げすると言われていますね。
そんな米ドルについていくわけにいきません。
中国の成長が鈍化して、今、資本は逃げ出す、
つまり、人民元の売り圧力は強くなります。
そうした中で、人民元をドルに連動させるためには、
人民元を買ってドルを売る為替介入をしなければならない。
けれど、
人民元を買って吸収してしまったら、金融引き締めになってしまう。
このジレンマを解消するための手段として
今までの硬直的なドル連動相場を緩めただけの話。
資本流出は止めたい。
一方で、国内景気回復で金融は緩和したい。
この視点では良策な手段。
中国は中国で、頑張っているのです。
さて、対する国内市場。
秋の郵政3上場まではなんとしてでも
証券市場の熱を下げるわけにはいきません。
日銀も政府も証券会社もそこは絶対死守。
露骨な黒田バズーカがでるとは思いませんが
日銀・くじら3頭は買い向かっています。
すごく読みづらい相場ではありますが、
中期的にはまだいけると踏んでいます。
ではまた。