結禅の ”腹をくくって資産構築” 論

ザッカーバーグ氏の寄付であなたが感じることが、金融知識レベルを証明する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Facebookの創業者、マーク・ザッカーバーグ氏が
2人目の子供・娘が生まれ、
自身の持っている株式99%を事実上寄付し、
世界の教育に役立てたいと宣言しましたね。

 

99%ですよ!
時価総額は日本円で5.5兆円なので、5兆円以上を寄付することになります。

すごい!さすがFacebookの創始者! と賞賛する声と
節税のためにしただけだ! と ドヤ顔で指摘する声。
意見さまざまですね。

節税って点にピンとこない方は、こちらを見てください。
http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/46186499.html

確かに、この瞬間、ザッカーバーグ氏に不幸が訪れ
莫大な遺産相続が発生して、
相続税支払うため、Facebookの株を投げ売ることになるリスクを避けたい。
これはこれでリスク管理上当然。

 

 

事実上寄付という表現は、基金(=法人)を立ち上げるということ。
当然、基金の運用し、運用益がでて、
基金および、基金の理事に還付されるのも当然。

物事には複数の側面があり、
どちらの視点でみるかどうかで
判断は変わります。

ザッカーバーグの視点にたてば、
・Facebookの創業者&役員である以上、株を売れない、売りづらい
・けれどいづれ税金で持っていかれる、それも膨大な額を。
・税金で持って行かれてもその用途は指定できない
・自分の子どもたちには、(当然)資産継承したい
このジレンマの中の判断。

結果として、自分の望む”活動”を行う団体を設立したということ。
欧米でいう”ノーブレス・オブリージュ”
財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うこと。

ここに至る判断力は、金融教育なくしては語れませんね。

どうも日本人はその観点が抜けているので、
”そんな金額を寄付するのはすごい!”か
”金持ちの節税だ”の極論で議論が止まります。
自分が持つ資本・資産の将来性を見通し、
最大限の活用方法を見出し、
結果として
社会にも、自分・家族にも、そして株主にも
いい形にしたということ。

平たい言い方をすれば、
お金の活かし方
を知り尽くし実施した
ということ。

金融教育の到達点のひとつの形だと思いませんか?

#金融 #金融教育 #金融 #株式 #おこづかい

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